来栖 華(くるす はな)

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その他の人物

呪術廻戦 来栖 華(くるす はな)

両面宿儺の天敵である千年前の術師、「天使」(後述)を受肉した少女。その外観も、頭上には”天使の輪”が浮き、背中には”天使の翼”が生えている。元は呪霊に育てられた(!)孤児であり、その際に五条のサポートで術式が開花したばかりの幼少時の伏黒 恵ふしぐろ めぐみ)に救出された経緯を持つ。

宿儺と同様に「天使」も”器”となった人間の体表面に”口”を生成して直接会話する事ができるが、虎杖のように生得的な器質で閉じ込めているわけではなく、あくまでも両者の合意の上で”共生”している様子である。

目次

術式・技

邪去侮の梯子(やこぶのはしご)

来栖 華(くるす はな) 邪去侮の梯子(やこぶのはしご)

一言で表すなら「あらゆる術式を消滅させる術式」である。来栖が呪力で生成した”ラッパ”を吹くと上空に巨大な”法陣”が浮かび上がり、そこから地表へと”光の柱”が降り注ぐ。その範囲内に存在する他者が行使中の術式や、特定の効果を与えられた呪具の類は全て効力を失う。

また、この術式は「受肉体」に取り込まれている呪物にも効果があり、虎杖の体内に居る宿儺にも直接ダメージを与える事ができる。ただし、その場合に於いては”器”となっている人間の肉体も無傷というわけにはいかないらしく、天使いわく「都合よく片方だけ引き剥がすのは難しい」との事である。

性格・体質・等級・生い立ち


・来栖自身の性格は明るく快活であり、昔、自分を救ってくれた伏黒と同様に他者を助けられる存在になろうと努力していた。

・しかし、宿儺の策略によって伏黒の肉体が奪われた事に大きく狼狽し、一度は「邪去侮の梯子」によって宿儺にダメージを与えはしたものの、伏黒が正気に戻ったかのような演技に騙されて不用意に近づいてしまい、その結果、右腕を失った

天使の正体と、その目的

 そもそもは中東から日本に渡って来た術師であり、烏鷺 亨子うろ たかこ)や万(よろず)と同様に、約千年前に羂索けんじゃく)と契約して呪物となった人物。加えて、前世に於いて宿儺の討伐そのものに参加した経緯があり、以来、宿儺を「堕天」と呼び称して行方を追っていた。

また、天使は宿儺の討伐だけでなく”死滅回游”に参加する他の受肉体のプレイヤーの一掃をも目的としており、その理由に関して「”器”となった人間の自我を殺して沈めている、それは神の理に反する」と説明している。

台詞


「おはようございます よく眠れましたか?」
「何か言うこと あるんじゃないですか?」
恵は!!私のモノだ!!!

公式人気投票

投票総数得票数順位
第1回未登場無し無し
第2回97,860票5票第82位
第3回96,704票54票第42位
第4回264,298票16票第65位

初登場


【第20巻】第173話「東京第1結界⑬」


”死滅回遊”の東京第1結界(コロニー)に於いてレジィ・スターとの死闘を制した伏黒 恵が、レジィ一派の生き残りである麗美(れみ)を追っている最中に力尽きて気絶する。そこへ、まるでそうなる事を見越していたかのように上空で待機していた来栖が降りてきて、伏黒を救助した。